AIを活用した消化器内視鏡診断の現状と課題

DOI
  • 岡本 勇助
    株式会社AIメディカルサービス
  • 小澤 毅士
    株式会社AIメディカルサービス ただともひろ胃腸科肛門科
  • 柴田 淳一
    株式会社AIメディカルサービス ただともひろ胃腸科肛門科
  • 由雄 敏之
    がん研究会有明病院上部消化管内科
  • 平澤 俊明
    がん研究会有明病院上部消化管内科
  • 藤崎 順子
    がん研究会有明病院上部消化管内科 がん研究会有明病院健診センター
  • 後藤田 卓志
    がん研究会有明病院上部消化管内科
  • 多田 智裕
    株式会社AIメディカルサービス ただともひろ胃腸科肛門科

書誌事項

タイトル別名
  • Current Status and Challenges of Gastrointestinal Endoscopy Diagnosis with AI

抄録

<p> 近年AIは様々な分野で活用され、医療においては特に画像診断支援領域でのAIが注目を集めている。消化管内視鏡領域でも社会実装が進んでおり、上部消化管領域では食道、胃の腫瘍性病変検出のAIが、下部消化管領域では大腸ポリープの検出や鑑別のAIが既に実臨床で使用されている。特に大腸ポリープ検出支援AIは複数製品が上市されており、リアルワールドでのAIの性能結果も徐々に明らかになってきている。本邦では消化管がん検診として、胃がんの内視鏡スクリーニングが施行されており、検査精度向上が報告されているが、今後内視鏡AIを用いることで、胃がん内視鏡検診の更なる精度向上が期待される。本稿では、各種内視鏡AIの現状と今後の展望について概説する。</p>

収録刊行物

  • 総合健診

    総合健診 51 (2), 215-223, 2024-03-10

    一般社団法人 日本総合健診医学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390863041926312576
  • DOI
    10.7143/jhep.51.215
  • ISSN
    18844103
    13470086
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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