『生徒指導提要』の改訂から見える教育相談の重要性と方向性

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  • The importance and direction of educational counseling seen from the revision of the "Guidelines for students guidance"
  • セイト シドウ テイヨウ ノ カイテイ カラ ミエル キョウイク ソウダン ノ ジュウヨウセイ ト ホウコウセイ
  • 生徒指導提要の改訂から見える教育相談の重要性と方向性

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抄録

2022年12月に改訂された生徒指導提要では,従来の「させる」生徒指導から「支える」生徒指導へと舵が切られ,児童生徒が自発的・主体的に成長・発達する過程を支える意図でなされる教職員の働きかけとしての生徒指導の展開を求め,生徒指導を2軸,3類,4層(発達支持的生徒指導・課題未然防止教育・課題早期発見対応・困難課題対応的生徒指導)構造と捉えている。特に全ての教育活動の中で教育相談の役割は益々大きくなっており,組織としての教育相談の体制の構築とチームとしての連携の在り方に向けて,生徒指導と教育相談が一体となった取組が喫緊の課題になっている。また,担任だけでなく子どもに関わる全ての教職員が教育相談の重要性に気付き,教育相談の技法(カウンセリングマインド)を身につけることは今後の学校教育には必要不可欠である。教育相談に視点を当て,前回の生徒指導提要と今回改訂された生徒指導提要を比較することから教育相談の重要性と方向性をまとめる。

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