小児病院である当科での整形外科エコーの活用と取り組み
抄録
<p>【はじめに】当科でのエコー活用の状況と取り組みについて調査・報告する.【方法】2015年から2022年のエコー活用について以下の調査を行った.(1)使用件数(2)使用目的(3)診療補助内容・診断部位【結果】(1)2015年と比べ2022年は13倍に増加(2)診療補助20-30%,診断目的70-80%(3)診療補助はボツリヌス療法などの施術補助が多く診断部位は股関節と膝関節が多い 【考察/まとめ】ボツリヌス療法での対象筋の同定,発育性股関節形成不全の診断・治療評価と,膝蓋骨不安定性評価にエコーを多く使用していた.エコー機器更新や講習会受講・開催による知識と技術の向上が件数増加の主な要因と考えられた.当院では医師と臨床検査技師が協働でエコー診療に携わることで診療の効率化を図っており小児診療に有用なエコーの技術向上・維持を今後も続け,積極的に活用していきたい.</p>
収録刊行物
-
- 整形外科と災害外科
-
整形外科と災害外科 73 (2), 185-187, 2024-03-25
西日本整形・災害外科学会
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390863097403076352
-
- ISSN
- 13494333
- 00371033
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可