内視鏡検査で発見された腫瘍径10mm以下の多発回腸神経内分泌腫瘍の1例

書誌事項

タイトル別名
  • Multiple ileal neuroendocrine tumors 10mm in diameter with lymph node metastasis detected on endoscopy:a case report

抄録

<p>症例は53歳,男性.健診異常の精査で下部消化管内視鏡検査を施行し,回腸末端に5mmの神経内分泌腫瘍(NET)を認めた.術前の全小腸内視鏡観察で回盲弁に7mmの同様のNETを認めた.回盲部切除(D3郭清)後,2病変ともNET Grade 1,深達度SM,#202のリンパ節転移陽性と判明した.腫瘍径10mm以下の多発回腸NETでリンパ節転移陽性例はまれで,回腸末端の内視鏡観察の重要性が示唆された.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390863097403111808
  • DOI
    10.11405/nisshoshi.121.389
  • ISSN
    13497693
    04466586
  • PubMed
    38735747
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • PubMed
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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