国会議事録データを用いた「復興」言説の計量テキスト分析 : 福島原発事故から13年, 「復興」をめぐる議論の構図はどう変化してきたか

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  • コッカイ ギジロク データ オ モチイタ フッコウ ゲンセツ ノ ケイリョウ テキスト ブンセキ フクシマ ゲンパツ ジコ カラ 13ネン フッコウ オ メグル ギロン ノ コウズ ワ ドウ ヘンカ シテ キタカ

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抄録

福島原発事故から13年がたち, 社会的な関心の低下も指摘される中, 「復興」にかかわる言説がもつ意味的な効果のうち, わかりやすい部分のみに焦点をあて本当に困難な問題を置き去りにする「負の側面」が目立つようになってきている。本論文ではこうした問題意識をふまえ, 東日本大震災以降の「復興」概念にかかわる議論を整理するとともに, そこから得られた枠組みを用いて国会議事録データを用いた計量テキスト分析を行い, この13年間に国会における「復興」をめぐる議論の構図がどのように変化してきたのかを分析する。……

収録刊行物

  • 経済学雑誌

    経済学雑誌 124 (1-2), 59-80, 2024-03

    大阪市立大学経済学会

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