Quantitative analysis of the diversification, external collaboration, and profitability of the Japanese manufacturing industry
Bibliographic Information
- Other Title
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- 日本製造業の多角化・外部連携及び収益性の定量分析
Abstract
多角化研究は数多くあるが,近年の製造業の多角化の動向の分析は乏しい.また,オープンイノベーションが注目されているが,多角化企業の外部連携の動向を明らかにする実証的な研究はほとん どない.本研究は,日本の製造業の研究開発費に関する豊富な統計データの定量分析により「多角化」と「オープンイノベーション」の研究分野の橋渡しを行い,競争優位確立のための戦略的マネジメントの一助とすることを目的とする.分析結果は,以下の通りである.①「自動車・同附属品製造業」,「医薬品製造業」の2 業種は,本業に集中しており,技術獲得のために外部連携を行っていた.②主要7 製造業は,研究開発の多角化度は高いが外部支出率が低かった.③さらに収益性との関係性を分析し,積極的に外部連携を行っている産業ほど収益性が高いことが示唆された.
Journal
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- ダイナミック・クリエイティブ・ナレッジ
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ダイナミック・クリエイティブ・ナレッジ 2 19-26, 2024-03-31
International Professional University of Technology in Osaka
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390863097404782208
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- ISSN
- 27587320
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- IRDB
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- Abstract License Flag
- Allowed