知的障害特別⽀援学校中学部におけるプログラミング教育の実践とその効果

DOI

抄録

<p>知的障害特別支援学校中学部にてScratchJrを用いたプログラミング教育を行った.知能発達レベルや障害特性に配慮し,基礎的なプログラムから段階を踏んで指導を行っていくことで,生徒らは物語やゲームを作成することができた.友達や教師を招いてオリジナルゲームの発表会を開催したところ,ゲームのルールを説明したり,ゲームを評価してもらい,笑顔になったりする生徒の姿がみられた.生徒のプログラミング的思考が高まるとともに,プログラミング教育が生徒の自己肯定感を高めたり,余暇の拡大につながったりする可能性があることが考えられた.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390863097404891392
  • DOI
    10.15077/jsetstudy.2024.1_37
  • ISSN
    24363286
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

問題の指摘

ページトップへ