説明
P(論文)
自治会の加入率低下や新型コロナウイルス感染症の影響により,地域活動におけるデジタル技術の利用への期待が高まっている。 一部の自治会では,SNS やデジタルツールを使用し,情報発信,安否確認,電子回覧板としての機能を提供し,地域活動の効率化を図っている。 千葉県流山市では「いちのいち」という自治会専用SNS を実証導入し,地域活動のデジタル化を試行している。 本研究では実証実験に参加した鰭ケ崎地区について,「いちのいち」導入により自治会役員負担の軽減や若年層の参加促進等,地域コミュニティの再構築と強化を目指す活動についての調査を行った。 その結果,ICT を導入することにより自治会活動に若い世代の参画を促せたこと,会員が関心を持つ内容は地域の問題とイベントに関する記事であること,自治体・自治会・会員が連携できるような環境が望ましいことが明らかになった。
収録刊行物
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- 江戸川大学紀要
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江戸川大学紀要 34 207-213, 2024-03-15
江戸川大学
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390863241228482432
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB