量子コンピューターによる大規模分子・固体系電子状態計算に向けたアルゴリズム開発:ハイブリッドテンソルネットワークの量子モンテカルロへの応用

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説明

<p>この記事では, 初めに三菱ケミカルでの量子コンピューターに関する取り組みを簡単に記したのち, 最近の研究成果「大規模分子・固体系の電子状態計算に向けたハイブリッドテンソルネットワークによる量子モンテカルロ計算」[1] について記す. この研究では分割法であるハイブリッドテンソルネットワーク(HTN)と高精度計算手法である量子コンピューティング量子モンテカルロ(QC-QMC)を用いて量子コンピューターのサイズより大きな系に対して高精度計算を行う量子アルゴリズムHTN+QMC を提案した. Heisenberg 鎖などの数値結果では, 従来手法よりも数桁高精度な結果が得られた.</p>

収録刊行物

  • アンサンブル

    アンサンブル 25 (3), 194-201, 2023-07-31

    分子シミュレーション学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390863948815946368
  • DOI
    10.11436/mssj.25.194
  • ISSN
    18845088
    18846750
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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