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  • A reconsideration of primate society and their social relations
  • レイチョウルイ シャカイロン サイコウ

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説明

霊長類社会のあり方をめぐって,個々の種社会を実体として理解するとともに,社会を個体行動により形成された現象の全体として記述し,構造化するための道具立てとして,「個体性」「社会性」「共同性」という三種の概念を提示する。それぞれの概念は独立に意味を持つものであるが,同時に,相互に他の概念を前提に構造化される。これらを議論するために,動物の世界における「社会」概念を定式化するとともに,従来の霊長類における「社会」の観念的な理解から解放された社会論へと接近していく理論の出発点とする。

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