大学生を対象としたSNS等を経由する情報流出経路の認識に関する意識調査

書誌事項

タイトル別名
  • Survey on the Awareness of Information Leakage Paths via SNS among University Students

説明

SNSなどの利活用に関する教育は従来から学校で実施している.しかし,迷惑行為を撮影した動画が相次いでSNSなどに投稿・拡散され,大きな社会問題となる事例が後を絶たない.そこでSNSなどの適切な活用を考慮した上で,これらを解決する基本的知見を得ることを目的とし,大学生を対象にSNSなどの利用に関する意識調査を実施した.その結果,通常アカウントよりも非公開アカウント(いわゆる「鍵アカ/鍵垢」)の方が「気を付けていることがある」と回答した学生が多く,有意差が示された.また,非公開アカウントに対する安心感が強い傾向が示されたことからも,非公開アカウントでも様々な情報流出経路があることを示す教材や教育を適切に実施する必要性が示された.

収録刊行物

  • 教育情報研究

    教育情報研究 39 (2.3), 35-42, 2024-03-31

    日本教育情報学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390864247413330048
  • DOI
    10.20694/jjsei.39.2.3_35
  • ISSN
    24321745
    09126732
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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