ミクロ交通流シミュレーションを用いた車線運用に制約が生じる代替交差点の有用性の評価

書誌事項

タイトル別名
  • A Micro Traffic Simulation Analysis of Alternative Intersections with Operational Restrictions on Lanes

説明

<p>幾何形状と信号制御の変更により平面交差における右折を効率的に処理する代替交差点は,既存研究において遅れ時間の短縮や容量比の向上が示されているが,その多くは広い道路用地の確保を前提とした車線運用を想定している.本研究では,用地制約の影響で円滑性の点で不利に作用する車線運用が設定された代替交差点の有用性を検証した.代替交差点の代表例である CFI と MUT,および本研究で提案する派生形 CM について,27 パターンの交通量シナリオにおける車両の平均旅行時間等をミクロ交通流シミュレーションにより取得し横断的に比較した.歩行者の存在の有無に関わらず,いずれの代替交差点も従来交差点より有用であり,その効果は流入交通量の増加に従って大きくなることを示した.また,CM は CFI と同等またはそれ以上の有用性を示すことを明らかにした.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390864634468787968
  • DOI
    10.14954/jsteproceeding.44.0_755
  • ISSN
    27583635
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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