書誌事項
- タイトル別名
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- SEISMIC RESPONSE ANALYSIS OF GROUND IMPROVED BY SAND COMPACTION PILE METHOD IMMEDIATELY BENEATH STRUCTURES CONSIDERING GROUND HETEROGENEITY
説明
<p> サンドコンパクションパイル工法による施工では原地盤の物性や砂杭の締固めの程度などのばらつきにより,改良後の地盤物性に空間的なばらつきが生じることが報告されている.近年,地盤改良工法の地盤強度の空間的不均一性をランダム場理論を用いたモンテカルロシミュレーションによる地震挙動の把握が行われている.本論文では上記の手法を用いて不均一なSCP改良地盤の地震時挙動を評価した.その結果,(1)MCS100回の沈下量の変動係数は未改良地盤で0.129,改良地盤で0.018となり,沈下量のばらつきを低減することが確認された.また(2)未改良地盤の沈下量と改良部中央(x = 40-60m, y = 2.5-7.5m)の要素における過剰間隙水圧比およびせん断ひずみより定義した液状化率の相関係数はそれぞれ0.743と0.881となり,中央部の要素の挙動が沈下挙動に影響を与えることが示唆された.</p>
収録刊行物
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- 土木学会論文集
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土木学会論文集 80 (18), n/a-, 2024
公益社団法人 土木学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390864966209303040
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- ISSN
- 24366021
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可