河川橋脚基礎の局所洗掘による被災規模推定および被災後の残存支持性能評価手法の提案

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タイトル別名
  • PROPOSAL FOR A METHOD TO PREDICT THE LOCAL SCOUR DAMAGE OF RIVER BRIDGES AND TO EVALUATE THE RESIDUAL BEARING CAPACITY AFTER SCOUR

説明

<p> 昨今の局地的豪雨や台風災害の増加に伴い,河川橋脚基礎の周囲の地盤が流出する局所洗掘被害が増加しており,被害規模の事前予測および被災後の支持性能評価の精度向上が求められている.本研究では,地盤の支持性能の観点から橋脚が倒壊する大規模被害に至る洗掘規模条件の推定手法と倒壊には至らずとも残留沈下・傾斜が生じた中規模被害後の残存支持性能の評価手法を提案することを目的とし,洗掘現象から支持力実験までの一連の流れを取り扱うアルミ棒積層体を用いた模型実験を行った.その結果,大規模被害に至る限界洗掘深さを橋軸直角方向基礎幅と橋脚の重心高さの関係から推定可能であること,中規模被害後の傾斜角から推定した残留偏心比が1/10以内であれば再利用可能な支持性能を有している可能性が高いと評価できることがわかった.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390865187709844480
  • DOI
    10.2208/jscejj.24-00088
  • ISSN
    24366021
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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