地域包括ケアシステム構築に向けた課題:地域リハビリテーションの視点からの考察
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- 松坂 誠應
- 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科
書誌事項
- タイトル別名
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- Development of a comprehensive community care system:consideration from the viewpoint of community-based rehabilitation
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説明
<p>要旨: 国は高齢化がピークとなる2025年までに,「医療・介護・福祉サービスを含めた様々な生活支援サービスが, 日常生活圏域で提供できる」地域包括ケアシステムを提言した. しかし, 地域包括ケアシステム構築には様々な課題がある. すなわち, ①介護支援専門員の課題, ②日常生活圏域における医療・介護の連携, ③住宅支援のリハのあり方, ④地域包括支援センターの課題, ⑤広域的な課題として地域医療連携と地域リハ支援体制整備があげられる. これらの課題は相互に関連しているため, 1つの課題に取り組むとしても他の課題を念頭に置きながら, 複眼的視点で実施する必要がある. 先進的な地域リハ広域支援センターの活動では, 地域医療連携や介護予防の推進に取り組む過程で医療介護の連携, 支援体制の整備構築, 関係職種の教育啓発等が進んでいくことが認められた.</p>
収録刊行物
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- リハビリテーション連携科学
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リハビリテーション連携科学 14 (2), 175-180, 2013-12-28
日本リハビリテーション連携科学学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390865265014417408
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- ISSN
- 24357111
- 18807348
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可