首都直下地震を想定した災害廃棄物の海洋利用に関するライフサイクルアセスメント(その2)

書誌事項

タイトル別名
  • Life Cycle Assessment on Marine Utilization of Disaster Waste Considering the Tokyo Metropolitan Earthquake (Part2)

説明

<p>広域巨大災害時の災害廃棄物処理に関しては、コンクリートがらの出口確保について、平時とのシームレスな再生資源としての利活用戦略を検討し、具体的な出口戦略としての技術システムを提示することが求められている。別報のその1では、コンがらの処理を機能単位として、三つのシナリオの評価を行った。本検討ではマウンド礁造成に焦点をあて、ブルーカーボン効果を含めた評価とともに、新材を用いた利活用を代替する効果も含めた評価を行った。結果として、従来の路盤材利用シナリオよりも新出口シナリオのCO2排出量が大きくなるが、ブルーカーボン効果を考慮すれば一定期間にカーボンニュートラルを達成できる可能があることがわかった。また、新材からの製造利用の代替効果を加味すると、マウンド礁造成のLCCOでは、コンがらの利用に大きなメリットが生まれることがわかったが、代替効果考慮の妥当性に関しては今後議論が必要である。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390865409045636224
  • DOI
    10.14912/jsmcwm.35.0_261
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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