フラグメント分子軌道法で生成したデータを用いた機械学習モデルの開発

  • 加藤 幸一郎
    九州大学大学院工学研究院 応用化学部門 九州大学 分子システム科学センター
  • 松本 大夢
    九州大学大学院工学研究院 応用化学部門
  • 喜多 亮介
    九州大学大学院工学研究院 応用化学部門

書誌事項

タイトル別名
  • Development of Machine Learning Models withFragment Molecular Orbital Calculation Data

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説明

<p>フラグメント分子軌道(FMO)法はタンパク質全体を量子化学計算可能な稀有な手法である.そして,FMO法によって得られるデータもまた,現状ではタンパク質系の量子化学計算データとして唯一無二のものとなっている.汎用ソフトウェアでは生成が困難なタンパク質の量子化学計算データとそれを用いた様々な機械学習モデルの開発は,近年活性化が著しいAI創薬に大きなインパクトを与えることが期待される.本稿では,筆者らのグループで進めているFMOデータを用いた機械学習モデル(原子電荷予測モデル,相互作用予測モデル,機械学習力場)の開発状況を概説する.</p>

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参考文献 (25)*注記

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