ケープハイラックスの人工哺育

説明

広島市安佐動物公園では1974年からケープハイラックスを継続して飼育・繁殖してきたが,人工哺育の機会はなかった.今回,2010年11月に衰弱して病院に収容された2個体で,犬用ミルクを用いた人工哺育を試みた.対象の2個体は人工哺育の結果成育したが,過去の自然哺育の個体と比較すると,体重が軽い傾向が見られた.消化管細菌叢の移植を目的とした成獣の糞の給与や運動不足の解消により,よりよい人工哺育方法になると考えられた.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390865828864536832
  • DOI
    10.69229/asazoo.35.0_36
  • ISSN
    27596567
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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