メディアを通じて英語嫌いの学生をどう改善するか

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  • How to Improve Negative Attitude Towards Learning English Through Media

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本研究では、本学1年生を対象に、英語学習に対する態度の調査と授業の成果を報告します。2023年度に実施したGoogleフォームを用いた調査では、125名の参加者のうち70%が英語を嫌いと回答しました。この問題に対処するために、Arnold(2013)が提唱する「理想の自己」をポジティブな強化を通じて達成するアプローチと、Dörnyei(2009)の学生の態度を向上させる方法を採用しました。方法としては、従来の教科書学習に加え、YouTube動画などのマルチメディアツール、パフォーマンス評価、そしてスポーツ語彙に特化した特定目的英語(ESP)カリキュラムを組み合わせた多面的なアプローチを取り入れました。特に学生のスポーツへの興味に焦点を当ててESPカリキュラムを実行し、その効果を評価しました。さらに、学期を通じた定期的な評価とフィードバックを取り入れることで、学生の学習プロセスの向上を確認しました。研究結果から、これらの統合的なアプローチにより、学生の英語学習に対する態度やモチベーションが大幅に向上することが示唆されました。さらに、本研究はパフォーマンス評価やマルチメディアツールが動機付けの課題を解決する可能性を示し、学生の言語学習への参加を促進する枠組みを提供しています。

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