河川汽水域におけるハゼ科魚類を対象にした干潟間隙水の環境DNA分析の有効性の検証

書誌事項

タイトル別名
  • VALIDATING THE EFFECTIVENESS OF ENVIRONMENTAL DNA ANALYSIS OF INTERTIDAL FLAT PORE WATER FOR GOBIID FISHES IN RIVERINE BRACKISH WATER AREAS

説明

<p> 河川汽水域の干潟域に生息するハゼ科魚類を対象にした環境DNA分析の検出効率を高めるための知見を収集することを目的に,干潟の間隙水を用いた環境DNA分析と採集調査との結果の比較をおこなった.その結果,礫干潟の間隙水を用いた環境DNA分析は,採集よりも効率的であることが示唆された一方,砂干潟や泥干潟で間隙水の環境DNA分析は,採集よりも効率が悪く,特に砂干潟でその傾向が顕著であった.よって,礫干潟における間隙水の環境DNA分析は有効である一方,間隙水の濁りやすい砂干潟や泥干潟では,PCR阻害要因の除去等の工夫が必要であることが明らかになった.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390866271464185856
  • DOI
    10.2208/jscejj.24-16209
  • ISSN
    24366021
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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