炭素骨材を用いたセメントモルタルの 圧縮強度および乾燥収縮に関する研究

  • 柴田 啓太
    九州大学 大学院 工学府土木工学専攻 修士課程
  • 佐川 康貴
    九州大学 大学院 工学研究院 社会基盤部門
  • 木村 宇希
    九州大学 大学院 工学府土木工学専攻 修士課程
  • 原田 耕司
    西松建設株式会社 技術研究所
  • 畠山 繁忠
    株式会社富士ピー・エス 技術センター いわき研究所

書誌事項

タイトル別名
  • A Study on Compressive Strength and Drying Shrinkage of Cement Mortar Mixed with Carbon Aggregate

説明

<p>セメントおよびコンクリート分野において二酸化炭素排出量を削減することが課題となっている.本研究では,炭素骨材を用いてコンクリートに炭素を固定化することに着目し,バイオ炭の1種である粒径が異なる3つの竹炭を用いたモルタルの圧縮強度および乾燥収縮について調べた.炭素骨材を添加すると圧縮強度および静弾性係数が低下し,強度は炭素骨材の粒径ごとに異なる傾向となった.また,封緘養生および水中養生とした場合の材齢7日から28日までの強度の伸びが小さくなった.長さ変化試験においては炭素骨材を添加すると乾燥収縮に伴う長さ変化率は,炭素骨材無添加と比べてほとんど変わらない,もしくは大きくなることが明らかになり,傾向は粒径ごとに異なった.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390866345577325952
  • DOI
    10.60345/kabse.40.0_71
  • ISSN
    2759176X
    21854157
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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