中山間地域の移動に適した車両のあり方に関する基礎的検討

書誌事項

タイトル別名
  • Basic study on the ideal vehicle for transportation in mountainous rural areas
  • —Proposal based on test runs in two areas—
  • ―2地域における試験走行に基づく提案― モビリティ研究会 調査報告書 (8)

説明

<p>本稿では,高知県仁淀川町と大分県姫島村における小型電動モビリティの試験走行の結果を踏まえて,中山間地域および離島での移動課題を解決する車両要件について検討する.仁淀川町では,高齢者の移動支援を目的とした電動のトゥクトゥク(小型の3人乗り電動三輪自動車,道路運送車両法では側車付軽二輪扱いとなる)の導入が高齢者の外出頻度の向上やコミュニティ活性化に寄与する可能性について検討を行う.姫島村では,観光客と高齢者双方のニーズに応えるために電動カートを活用し,観光振興や住民の生活支援の効果を確認する.地域の特性に基づく運用可能な車両要件の検討に基づいて,免許制度の見直しや法整備の必要性を明らかにするとともに,全国展開可能かつ持続可能なモビリティ社会の構築に向けた方向性を示唆する.</p>

収録刊行物

  • JARI Research Journal

    JARI Research Journal 2025 (3), n/a-, 2025-03-10

    一般財団法人 日本自動車研究所

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390866448345164928
  • DOI
    10.60458/jarijrj.jrj20250308
  • ISSN
    27594602
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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