有史以前からの情報利用の歴史と情報遺産に関わる文献の分類

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説明

教員養成大学・大学院ならびに教員研修等での情報教育では,情報やコンピュータに関わる内容を教授するとともに,現在の知的情報社会に至る歴史的な背景も考慮する必要がある。そのため,鳴門教育大学情報遺産ギャラリーを構築し,そのWebPageも公開しており,また情報遺産博物館世界地図のWebPageも公開している。これらの紹介では,世界の博物館やWikipedia等のWebPage紹介にとどまっており,研究としての文献探究の側面が不足していた。本論文では有史以前からの情報利用の歴史を振り返るとともに情報遺産に関わる文献の分類を行う。このとき,文字の発達以前の先史時代の洞窟壁画や骨への刻み等を含み,記録として残っている有史以降の情報遺産に関わる文字,数字,計算,計算機器,コンピュータ,今後の知的情報社会についても考察する。

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