pStageII大腸癌における再発高リスク群の予測モデルの構築

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タイトル別名
  • Development of Prediction Model for High-risk Group of Recurrence in pStageII Colorectal Cancer

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説明

<p>【目的】pStageII大腸癌の再発に関連する因子で予後予測モデルの作成をする.【対象と方法】2010年1月-2020年3月に根治術後のpStageII大腸腺癌を2:1に開発,検証コホートに割り付けた.開発コホートの再発の多変量解析からスコアを作成し,ROC曲線のカットオフ値を境に2群に分けた.検証コホートで両群の再発率,長期成績と術後補助化学療法の関連の検討をした.【結果】開発コホートの解析から男性1点,直腸病変1点,CEA≧5ng/ml 2点,静脈侵襲陽性1点,神経侵襲陽性3点とし,0-4点をLR群,5-8点をHR群とした.検証コホートのLR/HR群で再発率は5.7/23.1%(p<0.01)と有意な差を認め,RFSはHR群で有意に不良(p<0.01)だった.HR群で術後補助化学療法でRFSの改善がみられた.【結語】本モデルはpStageII大腸癌再発高リスク群予測に有用と考えられた.</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390866912695608832
  • DOI
    10.3862/jcoloproctology.78.203
  • ISSN
    18829619
    00471801
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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