非流暢/失文法型原発性進行性失語症と進行性語聾の合併と考えられた非アルツハイマー病の1例
書誌事項
- タイトル別名
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- Non-fluent/agrammatic variant primary progressive aphasia with concomitant progressive word deafness due to non-Alzheimer's disease: a case report
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説明
<p>非流暢/失文法型原発性進行性失語症(nfvPPA)と進行性語聾の合併と考えられた1例を報告した.症例は74歳右利き女性,発語失行を伴う非流暢性発話,表出性失文法・統語理解障害を認めたが,喚語困難,音韻性錯語,復唱障害も認めた.nfvPPAとロゴペニック型の特徴の混在と思われたが,語音認知障害も判明し,復唱障害と音韻性錯語への寄与も疑われ,nfvPPAと進行性語聾の合併として一元的に説明可能だった.神経画像検査では左上側頭回,中心前回外側,下前頭回の変性が示唆され,アミロイドPETは陰性.本症例は,本邦を中心に報告されつつある「進行性の語聾と発話運動障害を呈する症候群」の範疇にあると考えられた.</p>
収録刊行物
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- 神経心理学
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神経心理学 advpub (0), 2025
日本神経心理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390867056396964480
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- ISSN
- 21899401
- 09111085
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可