小学生の休日の昼食における食事場所と食事内容の実態
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- 柴田(石渡) 奈緒美
- 岐阜大学
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- 大場 君枝
- 岐阜女子大学
書誌事項
- タイトル別名
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- Dining Location for Lunch and Dietary Habits of Elementary School Children on Weekend
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説明
<p> 小学生の休日の昼食において喫食した食事内容と食事場所についてアンケート調査を行い,食事場所ごとに出現頻度の高い料理や品数を集計した。その結果,「自宅」は品数が少ない食事を喫食している児童の割合が多い一方,品数が多い食事を喫食している児童もいること,「自宅」と「祖父母・友人宅」では汁物や乳製品の出現割合が高いこと,「レストラン」は具のあるラーメンやハンバーガーとフライドポテトが多いことが分かった。お弁当を喫食している人の割合が高い「公園」と「習い事」では,品数の平均が3品を超えていたが,運動系の「習い事」ではおにぎりのみの献立や,栄養補給のためゼリーやスポーツ飲料の出現頻度が高かった。食事場所により食事内容が異なる原因として,衛生管理や注文の可否など環境の違いが挙げられる。そのため乳製品を喫食できない場所で昼食をとった際は,朝食・夕食で補うなど,食事場所に応じた具体的な助言が必要だと考えられる。</p>
収録刊行物
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- 日本調理科学会誌
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日本調理科学会誌 58 (3), 136-143, 2025-06-05
一般社団法人 日本調理科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390867377167111808
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- ISSN
- 21865787
- 13411535
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可