需給連携制御を導入した地域冷暖房システムにおける搬送動力低減に関する研究

書誌事項

タイトル別名
  • Reduction of Conveyance Power Consumption of District Cooling and Heating Systems Using Demand-Supply Coordinated Control
  • Part 3-Consideration about Influence on Supply Temperature and Conveyance Power by Piping Extension
  • 第3報−配管長が供給温度および搬送動力へ与える影響に関する考察

説明

<p>本研究では,地域冷暖房システムへ需給連携制御を適用することにより,どの程度搬送動力削減に効果があり,その制約は何かを可能な限り一般的に検証することを目的としている。熱供給配管を長くすると制御遅れ等により生じる熱源機出口の熱媒体温度の乱れが混合し,熱需要家への供給温度が目標を逸脱しない領域が現れる。本報では,その領域となる配管長が熱源機の熱負荷追従速度が速いほど,熱負荷の変動が小さいほど短くなり,熱負荷の変動の方がより影響が大きいことを論じた。一方,導管長によらず,熱負荷変動速度の熱源機の熱負荷追従速度に対する相対値が 1.6 程度以上の場合は,相対値が1.6 未満と比較し搬送動力が1.25 倍以上となることを示した。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1391130851442834816
  • NII論文ID
    130007950430
  • DOI
    10.18948/shase.44.273_1
  • ISSN
    24240486
    0385275X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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