認知症高齢者グループホームに関する看護研究の動向と看護師の実践についての文献的考察

  • 西村 春香
    産業医科大学 産業保健学部 成人・老年看護学講座
  • 長 聡子
    産業医科大学 産業保健学部 成人・老年看護学講座

書誌事項

タイトル別名
  • Literature Review of Research Trends in Nursing and Nursing Practices at Group Homes for Elderly People with Dementia
  • ニンチショウ コウレイシャ グループホーム ニ カンスル カンゴ ケンキュウ ノ ドウコウ ト カンゴシ ノ ジッセン ニ ツイテ ノ ブンケンテキ コウサツ

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抄録

<p>認知症高齢者グループホーム(GH)は人員配置基準において看護師は必置ではないが,利用者の医療ニーズの高まりをうけて看護師が健康管理等にかかわることが評価され,看護師を配置するGHが増加している.そこで,本研究はGHにおける看護研究の動向と看護師の実践について明らかにすることを目的とした.その結果,看護師の実践に関して「看取り期の看護」 「看取り期以外の看護」が抽出された.また本研究を通し,GHにおける看護師の必要性やGH職員との連携の重要性は明らかになったが,看護師の実践に関しての報告は限局的であり,今後実態を明らかにする必要性が示唆された.</p>

収録刊行物

  • Journal of UOEH

    Journal of UOEH 42 (4), 371-382, 2020-12-01

    学校法人 産業医科大学

参考文献 (3)*注記

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