書誌事項
- タイトル別名
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- DEVELOPMENT OF SUBMERGED AQUATIC VEGETATION MODEL CONSIDERING BRANCH
- ブンキ オ ユウスル Submerged Aquatic Vegetation モデル ノ カイハツ
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抄録
<p> 波・流れの影響を受けて水草が変形することで,CO2吸収の効果が大きく変化するため,波・流れが水草に与える影響を詳細に評価する必要がある.しかし過去の研究において,弾性や流れとの連成が充分に考慮されていないなどの課題が残っている.そこで本研究では,波・流れと水草の連成を実現するオブジェクトモデルに対して分岐を考慮する拡張を加えて水草モデル(Submerged Aquatic Vegetation model:SAV model)を構築し,数値計算の際に必要となる各係数の検討を行った.室内実験においてSAV modelに必要な主要な物理係数の値を推定することにより,流速や分岐の位置によって分岐部の曲げ剛性の下限値は概ね変化しないことが分かった.また,分岐の葉長が大きくなるほど分岐部の曲げ剛性の下限値が大きくなることが分かった.</p>
収録刊行物
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- 土木学会論文集B2(海岸工学)
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土木学会論文集B2(海岸工学) 76 (2), I_1075-I_1080, 2020
公益社団法人 土木学会