書誌事項
- タイトル別名
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- Properties of the Polymers Obtained from an Epoxy Resin Havingan Biphenylene Ether Structure Cured with Phenolic Hardener
- ビフェニレンエーテル コウゾウ オ ユウスル エポキシ ジュシ ノ フェノールケイ コウカザイ ニ ヨル コウカブツ ノ ブッセイ
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説明
<p>ビフェニレンエーテル構造を持つエポキシ樹脂(BGPB)を合成し,フェノール系硬化剤により硬化させて得られる硬化物を得て,ビフェニルアラルキル型エポキシ樹脂(GBPAR)およびビスフェノールA 型エポキシ樹脂(DGBPA)を用いた硬化物との物性を比較した。フェノールノボラックを硬化剤として用いた場合,BGPB 硬化物のガラス転移温度は159 ℃であり,DGBPA 硬化物に対して32 ℃,GBPAR 硬化物に対して7 ℃高い値を示した。また,700 ℃での残炭率は37.8 wt%とGBPAR の28.0 wt%よりも高く,かつ10%重量減少温度(Td10)も408 ℃であり,BGPB 硬化物の高い熱分解安定性が確認された。さらに,4,4’- オキシビスフェノール(OBP)との反応物は257.4 ℃と高い融点を持つ結晶性の硬化物を与えるとともに,熱伝導率は0.32 W/m・K であり,非結晶性のDGBPA 硬化物に対して約1.5 倍の値を示した。</p>
収録刊行物
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- ネットワークポリマー論文集
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ネットワークポリマー論文集 41 (6), 252-259, 2020-11-10
合成樹脂工業協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1391131406291663104
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- NII論文ID
- 130007958872
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- NII書誌ID
- AA1281058X
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- ISSN
- 24342149
- 24333786
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- NDL書誌ID
- 030792686
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可