リサイクル資材を用いた節水灌漑技術の開発と海外への展開
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- 井上 光弘
- 鳥取大学
書誌事項
- タイトル別名
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- Development of Water-saving Irrigation Technology Using Recycled Materials and Spreading to Overseas Countries
- リサイクル シザイ オ モチイタ セッスイカンガイギジュツ ノ カイハツ ト カイガイ エ ノ テンカイ
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抄録
<p>乾燥地の持続可能な農業の発展を目指して,砂質圃場の野菜栽培において,リサイクル資材(廃タイヤを原料にしたゴム製多孔質浸潤型地中灌漑チューブと,廃ガラスを原料にした発砲ガラス・ガラスビーズ・土壌改良材)を用いた省力型定水位地中灌漑技術を開発した。適用事例として,モーリタニア科学技術研究所ならびにケニア農業研究所カトマニ研究センターで実証試験を行い,種々の品種の野菜栽培を行った。その結果,野菜の収量増加と水利用効率の向上を確認した。上記の国際研究協力の研究成果が事業として可能かどうか,セネガルで実証実験と市場調査が行われ,さらに,モロッコにおける野菜栽培ODA事業へと発展した事例を紹介する。国際的学術活動の経験・成果の共有・活用について論じている。</p>
収録刊行物
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- 農業農村工学会誌
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農業農村工学会誌 83 (1), 11-14,a1, 2015
公益社団法人 農業農村工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1391131406305071616
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- NII論文ID
- 130007967912
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- NII書誌ID
- AA12221567
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- ISSN
- 18847196
- 18822770
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- NDL書誌ID
- 026023116
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可