RE<sub>2</sub>Ni<sub>7</sub>水素吸蔵合金(RE:希土類元素)の水素吸蔵放出サイクルに伴う結晶構造変化

書誌事項

タイトル別名
  • Crystal Structure Evolution of RE<sub>2</sub>Ni<sub>7</sub>-based Intermetallic Compounds during Hydrogen Absorption⁄Desorption Cycles

説明

La2Ni7を室温付近で水素化を行った場合、圧力-組成等温線(PCT曲線)には3段階のプラトーが観察されるが、水素化の各段階における構造変化についてはいまだ不明な点が多い。本研究ではPCT曲線の各プラトーまで水素を吸蔵放出させた後に得られるLa2Ni7水素化物の結晶構造をSPring-8の放射光粉末X線回折を用いて調査した。30°Cおよび80°C第1プラトーまで水素吸蔵放出後に観察される水素化物と、第2,第3プラトーまで水素吸蔵放出後に観察される水素化物はいずれも斜方晶の対称性を有しているが、異なる結晶構造を持つことが明らかとなった。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1391131406305980928
  • NII論文ID
    130007969304
  • DOI
    10.18957/rr.3.2.333
  • ISSN
    21876886
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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