高校・大学陸上競技短距離選手の動作確認のためのICT活用実態

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タイトル別名
  • Actual Use of ICT for checking movement in high school and college track and field sprinters
  • コウコウ ・ ダイガク リクジョウ キョウギ タンキョリ センシュ ノ ドウサ カクニン ノ タメ ノ ICT カツヨウ ジッタイ

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説明

本研究の目的は,高等学校,大学の競技スポーツ現場における動作確認に関わるコーチングの現状確認であった.陸上競技短距離選手のInformation and Communication Technology (ICT)の活用実態について調査を行った.その結果,撮影した動画を細かく確認する際には,体幹部のブレ(33.3%),腰の高さ(30.5%)と比較して足さばき(64.8%),接地の仕方(67.6%)といった下肢に着目する選手が有意に多かった.これは,選手は下肢の動作に基づき身体動作の是非を判別していることを示している. 今後の研究では,ICTを用いたコーチングの流布に向けて,着目する点といったICTの具体的な活用方法(動画の視聴方法)について検討していく必要がある.

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