パーキンソン病者の足趾把持力と歩行との関連;快適および最速歩行 における時間的・空間的歩行パラメータの解析

DOI Web Site Web Site 参考文献1件 オープンアクセス

書誌事項

タイトル別名
  • Association between toe-grip strength and gait in patient with Parkinsonʼs disease:analysis of temporal and spatial gait parameters in comfortable and fast walking
  • パーキンソン ビョウシャ ノ ソクシハジリョク ト ホコウ ト ノ カンレン : カイテキ オヨビ サイソクホコウ ニ オケル ジカンテキ ・ クウカンテキ ホコウ パラメータ ノ カイセキ

この論文をさがす

抄録

<p>〔目的〕本研究は,パーキンソン病者の歩行機能と足趾把持力との関係を明らかにするために,足趾把持力と快適および最速下の時間的・空間的歩行パラメータとの関係を検討した。〔対象・方法〕在宅パーキンソン病者40名とした。測定項目は,足趾把持力と快適および最速下における速度,歩幅,歩行率,歩隔,足角,立脚時間,遊脚時間,両脚支持時間とした。足趾把持力とこれらの項目との関連について,ピアソンの積率相関係数を用いて検討した。〔結果〕足趾把持力は,快適および最速歩行下の歩幅と速度との間に有意な正の相関を認めたが,立脚時間,遊脚時間,両脚支持時間とは有意な相関を認めなかった。〔結語〕これらのことから,足趾把持力が強い者ほど,時間周期的パラメータを保ちながら歩行リズムを変化させず,歩幅を広げることによって速く歩行できることが示唆された。</p>

収録刊行物

参考文献 (1)*注記

もっと見る

関連プロジェクト

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ