メタネーション技術への利用に向けた、地下圏の水素資化性メタン生成菌の 培養と菌叢解析
書誌事項
- タイトル別名
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- Cultivation and DNA analysis of hydrogenotrophic methanogens in anaerobic groundwater for methanation technology development
抄録
<p>西南日本に広く分布する付加体には深部帯水層が存在する.そこには,有機物を嫌気的に分解してH2とCO2を生成する水素発生型発酵細菌と,それらからCH4を生成する水素資化性メタン生成菌が生息することが知られている.本研究では,付加体の深部帯水層に由来する嫌気性地下水とそこに含まれる水素資化性メタン生成菌に着目し,CH4を生成するメタネーション技術を開発した.嫌気性地下水にH2とCO2を添加した微生物培養実験の結果,20℃から50℃においてメタン生成を確認した.また,16S rRNA遺伝子の網羅解析により,水素資化性メタン生成菌の増殖が確認された.本研究成果は,苛性ソーダ工場などで大気放散されているH2と火力発電所などから排出されるCO2からメタン生成を行なうメタネーション技術の開発に繋がる.</p>
収録刊行物
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- 日本地球化学会年会要旨集
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日本地球化学会年会要旨集 67 (0), 176-, 2020
一般社団法人日本地球化学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1391131406309715584
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- NII論文ID
- 130007977121
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可