ひび割れとわだち掘れの形状に着目した舗装構造評価への機械学習の適用

  • 渡邉 真一
    (国研)土木研究所 道路技術研究グループ
  • 前川 亮太
    (国研)土木研究所 道路技術研究グループ
  • 永塚 竜也
    (国研)土木研究所 道路技術研究グループ
  • 藪 雅行
    (国研)土木研究所 道路技術研究グループ

書誌事項

タイトル別名
  • PAVEMENT STRUCTURE EVALUATION WITH MACHINE LEARNING FOCUSING SHAPE OF CRACK AND RUTS ON SURFACE

説明

<p> 平成28年に策定された舗装点検要領では,道路の路盤層以下の構造的健全性が重視されている.交通規制を伴わずに構造的健全性を把握することを目的として,ひび割れとわだち掘れという路面の損傷形状に関する情報と,機械学習を組合せることにより,新たな構造的健全性の推定手法を構築した.機械学習手法として,画像認識分野にて実用化が進められている深層学習を用いた畳み込みニューラルネットワークを用いることとした.ひび割れ形状としてひび割れ図,わだち掘れ形状として横断プロフィル,アスファルト混合物層の厚さを用いて,構造的健全性の指標であるFWDたわみ量D0を推定した.その結果,従来管理指標であるひび割れ率,わだち掘れ量を用いた手法よりも,本手法は誤差の少ない良好なD0推定精度が得られた</p>

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参考文献 (5)*注記

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