新たな構造・機能を持った光機能分子の開発
-
- 平野 智也
- 大阪薬科大学
この論文をさがす
抄録
測定対象を蛍光変化により検出する蛍光センサー等の蛍光物質、光により共有結合が切断される反応が起こる光分解性保護基などの光機能分子は、分析、生物学、医療に利用されている。筆者らは、新たな構造を有する光機能分子を植物に由来する天然物を基に開発した。さらに、蛍光強度がpH変化に応じてOFF-ON-OFFと2段階に変化する蛍光センサーの開発も行った。また、こうしたセンサーの構造要素を導入することにより、光分解性保護基の光反応効率もOFF-ON-OFF型に制御できることを示した。
収録刊行物
-
- ファルマシア
-
ファルマシア 56 (12), 1112-1116, 2020
公益社団法人 日本薬学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1391412326421449600
-
- NII論文ID
- 130007948627
-
- ISSN
- 21897026
- 00148601
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- CiNii Articles
- KAKEN
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可