桜島東麓の火山山麓の地形面区分

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タイトル別名
  • Surface classification of a volcanic slope on the eastern foot of Sakurajima

抄録

<p>火山噴火に伴う火山灰や溶岩等の火山砕屑物は,土石流や掃流として二次移動し山麓には火山麓扇状地が発達する.火山麓扇状地は,火山活動が盛んな時期に成長し,休止期に開析され段丘化するテフロクロノロジーから判別できる地形変化過程を持つ.一方極短期の地形変化は,空中写真による判読,現地測量,簡易レーザー距離計の活用などで議論される.近年の測量技術の進歩は,火山山麓の地形変化に対し空間解像度と時間分解能を上げる議論の可能性を広げた.ただ防災の観点からは,極短期の地形変化の検討が必要となる.その観点から雲仙東麓において空中写真,UAV,SfMにより1990年以降の地形変化が議論されたが,植生のため精度面での課題が残された.本研究では,噴火が続く桜島の火山山麓に対し空中写真,衛星画像,レーザーデータから地形面区分と標高変化を明らかにし,短期間の地形変化の特徴を検討した.</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1391412326427049728
  • NII論文ID
    130007949185
  • DOI
    10.14866/ajg.2020a.0_26
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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