航空写真を用いた令和元年房総半島台風による建物屋根被害の検討

書誌事項

タイトル別名
  • DAMAGE ESTIMATION OF BUILDINGS’ ROOFS DUE TO THE 2019 TYPHOON FAXAI USING THE POST-EVENT AERIAL PHOTOGRAPHS

抄録

<p> 令和元年房総半島台風と命名された2019年台風15号は,非常に強い勢力を保ったまま9月9日に千葉県千葉市に上陸した.千葉県内では7万棟以上の住家が一部損壊以上の被害を受けた.そこで本研究では,国際航業(株)と朝日航洋(株)がそれぞれ9月19~20日,9月27~28日に撮影した航空写真を用いて,千葉県房総半島の建物の屋根損傷部に覆われたブルーシートを抽出した.一部地域で目視判読を行い,それを検証用データとしてブルーシートの自動抽出方法を提案した.なお,国際航業と朝日航洋が撮影した航空写真の撮影条件が異なるため,両者には異なる自動抽出方法を使用した.最後に,ブルーシートの面積と屋根投影面積によって算出したブルーシート被覆率を最大瞬間風速と比較し,最大瞬間風速による屋根のブルーシート被覆率の予測関数を構築した.</p>

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