画像処理による非接触型ナースコールシステムにおける増分符号相関を用いた精度改善

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タイトル別名
  • Improvement of a Non-Contact Nurse Call System by Image Processing with Increment Sign Correlation

抄録

<p>神経変性疾患に起因した運動障害では,症状の進行に伴って他者への意思伝達が困難となる.著者らは,利用者のカメラ映像から得た眼球運動パターンで操作する非接触型ナースコールシステムを開発してきた.本システムは,テンプレートマッチングで顔領域を捉え,そこから目の領域と瞳孔中心位置を推定する.本システムは24時間の利用を前提としており,日中の室内照度変化にも対応が必須である.本研究では,増分符号相関による画像処理を用い,輝度が短時間に変化した場合でテンプレートマッチングの精度が維持されることを目指した.複数例の記録データにより,輝度変化時でも十分な検出精度で顔領域を捉えられたことを確認した.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1391412881283747072
  • NII論文ID
    130007971341
  • DOI
    10.11527/jceeek.2020.0_406
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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