書道熟達者の運動学習─再帰定量化解析による縦断的評価を手掛かりに─

書誌事項

タイトル別名
  • A Longitudinal Study of Gaze-behavior in Process of Copy Drawing: The Case of a Expert Calligrapher
  • 書道熟達者の運動学習 : 再帰定量化解析による縦断的評価を手掛かりに
  • ショドウ ジュクタツシャ ノ ウンドウ ガクシュウ : サイキ テイリョウカ カイセキ ニ ヨル ジュウダンテキ ヒョウカ オ テガカリ ニ

この論文をさがす

説明

<p><tt>本稿ではケーススタディとして,書道熟達者</tt> 1 <tt>名が</tt> 16 <tt>回の試行を経て臨書を制作する過程を,書家の運動協調の縦断的変化に焦点を当てて分析した.書家の頭部の水平面の旋回周期を再帰定量化解析(</tt>Recurrence<tt> </tt>Quantitative<tt> </tt>Analysis<tt>)により評価した結果,特定の試行数と,特定の紙面位置において,旋回周期は高い再帰性を示していた.このことは,書家の身体システムが,試行を通じて平均的に底上げされるかたちで発達するの</tt><tt>ではなく,特定の描画シーンにおいて,異なる協調関係を実現している可能性を示唆している. </tt></p>

収録刊行物

キーワード

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ