トカラ列島口之島における外来テン(<i>Martes melampus</i>)の分布と在来種の捕食
書誌事項
- タイトル別名
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- Distribution of the Introduced Japanese Marten (<i>Martes melampus</i>) and Its Predation on Indigenous Species on Kuchinoshima, Tokara Islands, Japan
抄録
<p><tt>トカラ列島口之島にはイタチが導入された記録がある。しかし,近年,テンの分布が確認された。本研究はイタチ科の種,分布状況および食性を明らかにすることを目的とする。センサーカメラ調査(53 台,のべ3,792 日)および糞由来DNA 解析(n=52)においてテンのみが確認された。糞の発見率は14 個/km であった。イタチは分布していないか超低密度で,テンの生息密度は比較的高いことが推測された。糞の食性分析(n=1,144)で,トカゲ類とミミズ,陸産貝類の出現頻度が他地域に比べ高かった。今後,これらの分類群の生息状況が悪化する可能性がある。現時点における固有種を含む在来種の生息状況を把握しておくべきである。</tt></p>
収録刊行物
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- 環境情報科学論文集
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環境情報科学論文集 ceis34 (0), 168-173, 2020-12-07
一般社団法人 環境情報科学センター
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1391693801403602176
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- NII論文ID
- 130007951584
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可