【特集】特発性間質性肺炎の診療の現状と将来展望 特発性肺線維症の予後因子と重症度分類

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  • Prognostic factors and severity classification of idiopathic pulmonary fibrosis

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特発性肺線維症(IPF)は,臨床経過の個人差が大きく,診療方針決定にあたり個々の予後を正しく予測することが重要となる。日本の重症度分類は,公的扶助対象者選定の目的で作成されており,予後予測に関するエビデンスに乏しい。米国で開発されたGAPモデルは,IPFの予後を予測し重症度分類のグローバルスタンダードとなりつつあるが,IPFの病態には人種差があり,日本人にそのまま適応できないことが示されている。今後,日本人に適した重症度分類の開発が求められている。

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