Los japonesismos de «En la Corte del Mikado» (1904) del diplomático español Francisco de Reynoso: análisis gráfico-fonológico y morfosintáctico

抄録

<p>本稿では、1882年の夏より1年強日本に駐在したスペイン外交官フランシスコ・デ・レイノソ著の長編旅行記En la Corte del Mikado. Bocetos japoneses (Madrid, 1904)における外行語(日本語からの借用語)の言語学的特徴を分析した。まず、他の西欧語に定着した日本語単語のスペルをなるべく踏襲しながら、スペイン語の正書法に従って日本語の音声転写を試みた著者独特の表記方法の大きな特徴を見出し、明らかにした。次に、西文における和語の用法に見られる主な形態統語的性質の概要をまとめた。具体的には、ハイフンの使い方に反映されたと思われる語彙の形態素構造の理解、および名詞の性と数の扱いに焦点を当てた。最終的には、レイノソにおける日本語借用語の取り扱い方は、不規則や例外を一部含みながら、単なるローマ字表記の方法とスペイン語への語彙化の同化プロセスの両方の中間領域に位置することが確認できた。</p>

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