フォームドアスファルト技術と添加剤を併用した再生中温化アスファルト混合物に関する研究

書誌事項

タイトル別名
  • STUDY ON WARM MIX - RECYCLED ASPHALT UTILIZING BOTH FORMING TECHNIQUES AND CHEMICAL ADDITIVES

説明

<p> わが国の中温化技術は開発後20年以上を経過しているが,中温化アスファルト混合物の年間製造実績は,全体の約0.3%に留まっており,その要因は中温化剤の添加に伴う製造コストの増加が考えられる.製造コストに優れた中温化技術としてはフォームドアスファルト(以下,フォームドAs)があるが,再生混合物に適用する場合は新規アスファルト量が少ないため,中温化効果が低減する課題がある.本研究では再生混合物の中温化を行うため,フォームドAsに発泡補助剤と締固め改善剤を併用する方法を開発した.その結果,再生骨材配合率60%の混合物に関して,製造温度を30℃低減しても,標準温度の混合物と同等の締固め特性が得られた.また,この方法を実機プラントに適用し,良好な締固め度と作業性を確保できることを明らかにした.</p>

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参考文献 (1)*注記

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