書誌事項
- タイトル別名
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- Applying an Indirect Questioning Technique to Estimate the Prevalence of Illegal Downloading
- カンセツ シツモンホウ ニ ヨル イホウ ダウンロード ケイケンシャ ノ ワリアイ ノ スイテイ
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説明
<p> 本研究では,違法ダウンロードの実態をより正確に把握することを目的に,日本の大学生を対象に質問紙調査を実施した.「違法ダウンロード経験の有無」について,直接的に経験の有無を問う質問紙と,回答者の回答内容を調査者にも分からないように設定し回答の匿名性を高める手法である間接質問法を用いた質問紙を用意し,両手法間で「経験がある」と回答する割合にどの程度の差がみられるかを比較した.分析の結果,直接的に質問した場合「経験がある」と回答した人の割合は29.1%,間接質問法を用いた場合「経験がある」と回答した人の割合の推定値は57.0%であり,その差は27.9%であった.本研究の結果は,直接的な質問方法を用いている既存の調査で示されるよりもはるかに広く違法ダウンロード行為が行われていることを示すものであると考えられる.</p>
収録刊行物
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- 情報知識学会誌
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情報知識学会誌 30 (3), 349-360, 2020-09-30
情報知識学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1391975276374249088
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- NII論文ID
- 130007937005
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- NII書誌ID
- AN10459774
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- ISSN
- 18817661
- 09171436
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- NDL書誌ID
- 030679797
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可