アジャイル開発型協働学習を取り入れた小学校プログラミング教育の実践による児童の創造的態度の変容

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タイトル別名
  • Transformation of Pupils’Creative Attitudes through Collaborative Computer Programming Education by Agile Development at Elementary School Level
  • アジャイル カイハツガタキョウドウガクシュウ オ トリイレタ ショウガッコウ プログラミング キョウイク ノ ジッセン ニ ヨル ジドウ ノ ソウゾウテキ タイド ノ ヘンヨウ

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説明

本研究の目的は,アジャイル開発の手法に基づく協働学習を取り入れた小学校プログラミング教育の授業実践による児童の創造的態度の変容を検討することである.小学校プログラミング教育の目標を踏まえ,イノベーションにつながる創造的態度を高めるために,開発者とユーザーの立場を往還しながら身近な問題を解決するロボットやデバイスを設計・製作する活動(アジャイル開発)を取り入れた授業を,公立小学校5年生24名に対し,8単位時間(45分×8)で行った.その結果,全てのグループが協働的にそれぞれのアイデアに基づいた製作物を完成させることができた.また事前・事後で創造的態度尺度を援用した項目で評価したところ,分析性,持続性,協調性の3因子が向上した.また,本実践を通して探究活動における他者との関わりに対する自信と満足を強く感じさせることができ,これらが事後の分析性,想像性,協調性の3因子の高まりと関連していた.

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