ジメチルスルフィド分解用NiO/γ-Al<sub>2</sub>O<sub>3</sub>触媒の活性サイトの局所構造解析—X線吸収分光分析を用いたNi種の硫化挙動—
書誌事項
- タイトル別名
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- Local Structure Analysis of Active Sites in NiO/γ-Al<sub>2</sub>O<sub>3</sub> Catalyst for Dimethyl Sulfide Decomposition: Sulfurization Behavior of Ni Species Using X-ray Absorption Spectroscopy Analysis
- Local Structure Analysis of Active Sites in NiO/γ-Al₂O₃ Catalyst for Dimethyl Sulfide Decomposition : Sulfurization Behavior of Ni Species Using X-ray Absorption Spectroscopy Analysis
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抄録
<p>含浸法により調製したNiO/γ-Al2O3触媒を用いたジメチルスルフィド(以下DMS)の分解反応プロセスにおけるNi種の微細構造変化の検討を行った。調製触媒の焼成および硫化条件が触媒性能に影響を及ぼした。反応前に行う硫化処理として,H2Sで硫化した場合の方がDMSで硫化した場合と比較して分解性能が高くなった。XRD,XPS分析から活性点はNiSであることが類推された。さらに,硫化処理前後のNi種の微細構造変化をin-situ XASにより分析した結果,500 ℃焼成触媒ではNi種がNiOとNiAl2O4として約4 : 6の比で存在しており,硫化処理によって主にNiOがNiSへと硫化され,DMS分解反応の活性点となることが明らかとなった。一方,800 ℃焼成触媒ではNi種がほぼすべてNiAl2O4として存在していた。そのため,硫化後に活性点であるNiS成分の生成量は少なく,800 ℃焼成触媒のDMS分解性能は低かった。</p>
収録刊行物
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- Journal of the Japan Petroleum Institute
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Journal of the Japan Petroleum Institute 63 (6), 365-374, 2020-11-01
公益社団法人 石油学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1391975276377072000
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- NII論文ID
- 130007934333
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- NII書誌ID
- AA11590615
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- ISSN
- 1349273X
- 13468804
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- NDL書誌ID
- 030772463
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- 本文言語コード
- en
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可