北海道産ハシブトガラ<i>Poecile palustris</i>とコガラ<i>P. montanus</i>の脚の差異

書誌事項

タイトル別名
  • Difference between legs of Marsh Tit <i>Poecile palustris</i> and Willow Tit <i>P. montanus</i> in Hokkaido
  • 北海道産ハシブトガラPoecile palustrisとコガラP. montanusの脚の差異 : 両種の識別点としての後趾爪の有効性
  • ホッカイドウサン ハシブトガラ Poecile palustris ト コガラ P. montanus ノ アシ ノ サイ : リョウ シュ ノ シキベツテン ト シテ ノ ゴシツメ ノ ユウコウセイ
  • —Effectiveness of hind claw as criteria for species separation—
  • ―両種の識別点としての後趾爪の有効性―

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説明

北海道産のハシブトガラPoecile palustris 174個体と,コガラP. montanus 95個体を用いて両種の脚を比較した.コガラの後趾爪長,中趾爪長,跗蹠長はハシブトガラよりも有意に長かった.ハシブトガラの後趾爪は99%が長さ 7.1 mm以下で,先端はあまり尖らず,湾曲が強い傾向があった.コガラの後趾爪は98%が長さ 7.2 mm以上で,先端が尖り,湾曲が弱い傾向があった.後趾爪の特徴は,年齢や季節を問わない識別点として非常に有効である.

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参考文献 (1)*注記

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