熟練ドラマーの正確な演奏はどのように実現されるのか─床反力データを用いた姿勢制御に関する検討─
書誌事項
- タイトル別名
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- How Do Expert Drummers Realize an Accurate Performance: A Comparative Study of Center-of-Pressure Data between Experts and Novices
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説明
<p><tt>ドラム演奏では,正確な演奏を維持することが要求される.正確な演奏を実現する熟練したドラマーの身体動作には,一体どのような特徴があるのだろうか.本研究では,ドラム熟練者(</tt>N=3<tt>)と初心者(</tt>N=4<tt>)の違いを明らかにした.実験課題は,ドラムセット(ハイハット,スネアドラム,バスドラム)を用いた </tt>8 <tt>ビート課題とし,演奏時の打圧データ,床反力中心データ(</tt>CoP <tt>データ)を計測した.計測したデータを用いて,演奏の正確性や強度を評価するためのパフォーマンスの分析と,その背景にある身体動作の分析を実施した.分析の結果,熟練者の演奏パフォーマンスは,出力が大きく,ばらつきも小さいことが示された.身体動作では,熟練者の方が大きく,運動方向のばらつきも小さいことが示された.ドラム演奏(</tt>i.e., 8 <tt>ビート課題)は,上肢や下肢,全身の複雑な運動から成り立つ.本研究により,大局的な姿勢(例えば,運動方向を一定に保つような姿勢)を維持することや,身体を楽器に向けて適切に定位させるなど</tt><tt>の姿勢制御が,複雑な身体動作を取りまとめ,正確な演奏を支えていた可能性が推察された. </tt></p>
収録刊行物
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- 生態心理学研究
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生態心理学研究 11 (1), 25-26, 2018-07-01
日本生態心理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1391975276383587712
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- NII論文ID
- 130007949439
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- ISSN
- 2434012X
- 13490443
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可